久しぶりに自分の日記を見ていたら、なるほどと思う記載があったので、時代・環境の変化を踏まえて修正してみました。
経営とは、連立方程式での最適化問題を解くようなものだ。
自分の場合、経営判断を下すときには;
1. 短期的結果と長期的展望
2. 特定部門の最適解と全体の最適解
3. 株主の意向と経営陣さらにはフロントライン(現場)の意向及び(オペレーショナル・システム面での)実現可能性
4. 財務的影響と組織能力的な影響
5. 過去の意思決定との整合性ある判断と、過去・現在を確信的に無視した判断
6. 最終顧客の意向とクライアントの意向
7. 自社の意向と規制当局の意向
8. 根本的な問題解決を採るべきか、対症療法を採るべきか
9. 現在の担当責任者の人間性と自分の性格・動き方
といった観点を考えるべき。
ファンド傘下の企業にて経営のかじ取りをしていた時は、1~4(だけ)で判断を出来ていたが、今は1~9をチェックするようになっている。特に最近は2と9を大事にしているかもしれない。