優秀な人材もいれたあと組織の支援が必要
能力を発揮し易くする社内システムやプロセスの構築
社内でのネットワーク構築の促進
チーム形成の支援
上司によるサポート
育成プログラムの提供など
カテゴリー: 組織
●評価
会社:
「戦略を実行するために必要な人材はどういう人材か」を明確にすると共
に、その人材が能力を発揮できる仕組みを造る。
評価者(管理職):
メンバーの能力とモチベーションを引き出しながら、ビジネスの目標を達成
する手段として、評価を有効活用する。
全員に良い評価を与えることはできない。評価にメリハリをつけることで、
メッセージを伝える。
被評価者(従業員):
キャリアにオーナーシップをもつ。キャリアは会社が与えてくれるものではな
く、自らが作り上げていくという意識を持ち、キャリアを切り開くための成果
創出を主体的に行う。
●目標設定 (全社の目標が共有されており、部署の目標が共有されている現状)
MBOで行う、心理的安全性、ラポール、
押し付けるのではなく、引き出す
・少し上のしごとを与え続ける、ゲーム
経営者:
「戦略を実行するために必要な人材はどういう人材か」を明確にする。
社員・候補者に選んでもらう企業になるための戦略、仕組み、組織文化
を創るための旗振りをする。
管理職:
⾧期的な視点で「自部署の戦略を実行するための人材像」を具体的に
明確にする。その後の育成に責任を持つと同時に、組織全体が能力を上
げられるラーニング・オーガナイゼーションを造る。
従業員:
キャリアにオーナーシップをもつ。自身の所属している組織が求める人材
像を意識する、と同時に今後も市場で必要とされる人材であり続けるた
め学び続ける。
その人がどのレベルか? ポータブルスキルか?
HRMのフレームワーク
●組織文化
・組織メンバーの間で共有された信念や行動原理となる価値観。(行動そのものより、その裏側にある精神)
・ 観念的・抽象的なものであり、その姿をはっきりと捉えることは難しい。(組織メンバーに共通する行動パターン等から、間接的に(帰納的に)推測できる。例:仕事の進め方、会議の作法、呼称等の用語、慣例、逸話
●組織文化の変え方
1はっきりと文化を変えると述べる
文化は曖昧で目に見える部分は少ないので、リーダーは現状を分析し、文化を変えたい
思ったら、それを明確な言葉にして、文化を変えると従業員に伝え、変化の必要性を認
識させる
2. 目指す文化に合ったリーダーを選び、育てる
リーダーの行動が文化を創る。文化に合ったリーダーがいるからこそ従業員は安心して行動を変えられる。目指す文化に合わないリーダーは退出も仕方がない。
3. 文化について組織で対話し、変化の重要性を強調する
文化を変容させ、新しい規範を定着させるには組織の中で文化について話すことが必要。朝礼やマネジメントミーティング、SNSといったあらゆる機会を活用する。
4. 人事制度を活用し目指す変化を促す
規範が定着してきたら、しっかりと人事制度も変え、行動が評価されるように仕組みも変える。評価制度や組織構造、仕事の進め方まで整合するように変えていく。
人材マネージメントのフレームワークHRM×メンタルヘルス何を評価するか?
評価の種類金銭的評価
評価制度と運用制度が必要
どんな人材を採用するか?
著者は「野蛮な進化心理学」などで有名なダグラス・ケンリック博士。
- もっとも下の段階では、生理的な欲求(カロリーがない!とか酸素が足りない!とか)が優先される
- 次に、自分の命を守るための行動が優先される(崖から落ちた!とか虎に襲われた!とか)
- 3番目に、何らかの集団に入るのが大事になる(部族とか家族とか)
- 4番目に、その集団内での地位を求めるようになる(部族の長とか、狩猟がうまくて周囲から尊敬されたりとか)
- 5番目に、優秀な遺伝子を持つパートナーを欲する
- 6番目に、手に入れたパートナーとの関係を保つ欲が生まれる
- 最終的には自分の子供を育てるのが究極の欲求になる
●ハードのS 経営者が短期間で変更可能な「ハード(スキル)のS」
1:組織構造 (Structure)
2:システム (System)
3:戦略 (Strategy)
●ソフトのS 変革に時間がかかる「ソフト(スキル)のS」とに分類できる。
4:スキル (Skill)
5:人材 (Staff)
6:スタイル (Style)
7:共有価値 (Shared value)
●ハードだけでは組織が変わらない。
●Sの変え方、感覚や感情に触れるコミュニケーションを計画的に行う
●ハードSによる凍結作業が必要。
●内部環境なので外部なのでPESTやライバル、顧客によって影響をうける。