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レポートの着眼点 廣瀬

レポートを作るうえで、自分に対し「良き問い」を立てることはとても重要だと思います。
ポイントはたぶん、2つの「ずらす」

一つ目は違う目線で考える。相手と同じ視点ではなく、上・下・横の視点で考える。

二つ目は論点を少し意図的にずらして、より本質的な問いに答えるようにすること。

◆意図を聞きたい、突き詰めてほしい時の問い
「もしそれを一言で言うと、どういうことだと思いますか?」
「それって良いことなの、悪いことなの?」

◆話の具体性・蓋然性を聞き出したい時の問い
「その施策だと具体的になぜ、期待するようなことになるの?」
「なぜ他のヒト(会社)はできないのに、このヒト(会社)ではそれができるの?」
「それはトップがやれと言えばできる、というものだと思う?」

◆変えるべきこと、あるいはその優先順位を聞きたい時の問い
「何を変えるべきなの?何を変えてはいけないの?何を足すべきなの?」
「どれから取り組むべきだと思う?それは何故?」

最後に、思考とは少しずれますが、心理的安全性というスパイスが大事。
「正しいことは一つではありません、両方正解がありうるよ」
ということを必ず思い出すことで自分の考え、表現に対する安全性を作ってあげる。

そのようなことを意識しながらレポートを考え、作ってみてほしいと思います。