プロジェクトチームは「規範形成期」の手前で躓きがち。その理由はメンバーが…
① 出身部署の代表として振る舞ってしまう(×PJTの一員)
② 馴染みないメンバーの為、相互理解・コミュニケーション(=信頼関係)が不足したままに留まってしまう
③ 本来業務が時間・精神的に忙しく、PJTワークに時間を割けない
④ 一時的な仕事の為、コミットメントが低くなってしまう
これらはいずれもプロジェクトチームには良くありがちな状況。
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更には(特に「規範形成期」以前の場合に陥りがちな)人間の集団に特有の
難所もある:
① グループシンク(集団浅慮)
● 合意に至ろうというプレッシャーから、物事を批判的に評価する能力が欠
落してしまう傾向
② グループシフト(集団傾向)
● 集団による決定が個人の決定よりも慎重になったり、
● 逆に(責任が分散される為に)より高いリスクを取ったりする傾向
③ フリーライド(ただ乗り)
● 集団の一員として働く時に、個人で働く時ほど努力しない傾向